For parents

保護者の方へ

海外の医学部では、入学したあとに留年する学生が少なくありません。留年するといくらかかるのか、何が原因で落ちやすいのか、お子さんに何を確認すればいいのかをまとめました。

Cost

留年すると、いくらかかるか

留年すると、同じ学年をもう1年やり直します。その1年分の学費と生活費が、そのまま追加でかかります。

項目追加でかかるもの
学費と生活費300〜500万円/1年
再試験受けられる回数に上限があり、途中から有料になる大学もあります。金額は大学ごとに違います
卒業の時期卒業と、日本の医師国家試験を受ける時期が1年遅れます

卒業したあとにも壁があります。海外の医学部を卒業した人の日本の医師国家試験の合格率は54.8%で、国内の新卒は94.7%です。

日本の医師国家試験を受ける資格は、厚生労働省が一人ずつ審査します。

参考:MEDCENDの集団講義は1科目 月2万円、個別指導は週1回・1科目で月3万円です(どちらも2か月契約)(個別指導は2月入会分までの価格)。料金を見る

Why students fail

何が原因で落ちやすいか

落ちる時期と科目は、大学が違ってもほぼ同じです。

YEAR 1–2

1〜2年次の基礎医学に集中している

解剖・組織・発生・生化学・生理学の5科目です。メンバーが在籍する医学部では、2年次の解剖学(解剖+組織+発生をまとめた科目)で学生の84%が落ちています(メンバー集計)。

ORAL

試験が口頭試問

試験官の前で、英語で、筋道を立てて答える試験です。日本の高校を出た学生は、この形式を一度も経験していません。英語が母語の学生も、この形式で落ちています。

LANGUAGE

英語で分からないまま、英語で勉強している

内容を理解することと、英語で話すことを同時にやろうとして、どちらも中途半端になります。業者の個別指導に数十万円を払っても、講師が日本語を話せず、英語だけの授業で留年した例があります。

留学斡旋業者の費用は、入学前で完結する仕組みになっています。書類・ビザ・住居の手配は丁寧でも、入学後の勉強には手が回りにくいのが現状です。

What to ask

お子さんに確認してほしいこと

「勉強は大丈夫?」と聞くより、次の3つを聞くほうが状況をつかめます。無料相談でも、最初にこの3つを整理します。

  1. 再試験は、あと何回受けられるか上限を超えると、その科目は次の年にやり直しになります。
  2. 次の試験日まで、何日あるか残りの日数で、間に合う対策が変わります。
  3. 落ちた科目は、口頭試問か筆記か口頭試問なら、話し方の練習が必要です。

入学前の方は、業者の「6年間サポート」で、入学後の勉強を誰が、何語で教えるのかを契約前に確認してください。

保護者の方だけでも、無料で相談できます。

30分・1対1・オンライン。お子さんの同意がなくても、制度や費用の説明はできます。お子さん本人の状況に踏み込む場合は、本人の参加をお願いすることがあります。